【演劇部】秋のコンクール
2025年9月26日 12時29分9月24日(水)、25日(木)に會津風雅堂にて会津地区高等学校演劇連盟「秋のコンクール」が行われました。
1・2年生4人に、引退した3年生が手伝いを申し出てくれ、キャスト3人、音響、照明スタッフ2人の計5人で力を合わせて「真夏の白昼夢」という劇を上演することができました。
上演前は、リハーサル室で最終確認を行いました。練習に先立って発声練習です。スタッフ2人がキャストの演技指導をしながら自分の仕事を果たします。今回は、シェイクスピアの『夏の夜の夢』を劇中劇に使用し、等身大の演劇部の様子を描いた少し不思議なお話です。劇中には妖精たちがダンスするシーンも多くあるので、ダンスの練習にも力を入れました。
上演直前は、円陣を組んで気合を入れます。
上演中は、緊張のあまりセリフが飛んでしまうことがありましたが、キャスト3人で目くばせをしながら互いのピンチを切り抜けました。多少劇が縮んでしまったことは内緒の話です。
3年生の元部長は、引退後にも関わらず助っ人を快く引き受けてくれました。今回は、キャストではなく照明スタッフとして大活躍です。強力助っ人に後輩たちも安心して劇に集中できます。音響スタッフは、スマホで準備した音源を専用の機器に接続し、音量やタイミングに注意しながら流します。センスと技術が問われる仕事です。
上演後の幕間講評では、審査員のお二人から劇づくりの助言をいただきました。初めての幕間講評にも緊張しましたが、大きな声で挨拶することができました。残念ながら入賞することはできませんでしたが、部員みんなでひとつの劇を作り上げる楽しさと充実感を味わい、また次の劇づくりに励んでいこうという意欲が見られました。一人ひとりが自分の課題と向き合い、解決しながら成長しようとすることができた実りある大会でした。