学校生活の様子

ふくしまふくしみらいキャンパスが開催されました。

1年生の家庭基礎の授業に外部講師をお招きし、特別授業が行われました。

今回お越しいただいたのは、現在福祉分野で活躍されている企業の方2名、介護施設の若手職員の2名にそれぞれお話をしていただきました。

 

早速ゲスト講演ということで、BOLDLY株式会社 代表取締役 佐治友基様より、お話しいただきました。

高齢者など移動手段の乏しい方に向けた自動運転システムを開発されています。

 

事業を始めたきっかけから今後の目標について、自動運転バスを中心にお話しいただきました。

まだ全国で数える程しか実用化されていないとのことでしたが、 生徒達も興味津々です。

「実際に乗ってみたい」「将来横に動くエレベーターのように使われることを想像して楽しみになった」など、生徒の感想が寄せられました。

 

二人目のゲストとして、株式会社aba 代表取締役 宇井 吉美様より、介護現場で役立つ製品づくりをメインにお話しいただきました。

宇井様ご自身の介護職員の経験から、現場の職員の負担を減らせる製品として、おむつ交換が必要な状況かを把握できる「ヘルプパッド」を開発したそうです。

現物の装置を見ながら、皆真剣に聞いていました。

生徒からは「これからの介護に絶対必要だと思う」「全国に広がってほしい」などの感想が寄せられました。

 

最後に現職の若手介護職員の方のお話です。

特別養護老人ホームハーモニーハウスからお越しの、生活相談員 阿部大和様、介護職員の山崎 凜様のお二人に、介護の仕事についてお話をいただきました。

お仕事の概要ややりがい、今後の目標についてインタビュー形式で答えてくださいました。

生徒からは「より介護職に就きたい気持ちが高まった」「夢を見つけて頑張っている姿が素晴らしかった」などの感想がありました。

 

全体を通し、生徒達は真剣に話を聞いていました。

どの講師の先生も、高校生に向けたメッセージを大切にお話をしていました。

介護福祉を切り口としながらも、様々な方法で人の役に立つ働き方があることを学びました。また、進路についてもとても考えさせられる講義でした。

最後は希望者で記念撮影。

素敵な講演をありがとうございました。